サンリオの歴史を語る上で欠かせないのが、1986年から毎年開催されている「サンリオキャラクター大賞」です。単なる人気投票にとどまらず、ファンの熱量と消費行動がダイレクトに反映されるこのイベントの実態を、現場のファンの声から検証します。
SNSや知恵袋、コミュニティ上で見られるファンの生の声には、明確な傾向が見られます。
「昔はグッズを買うだけだったけれど、今のキャラクター大賞は推しを上位に押し上げるための『推し活』そのもの。サンリオショップでの買い物やアプリ投票など、生活の一部になっている」(20代・女性ファン)
「昭和のタキシードサムやハンギョドンが令和になって再び上位に食い込んでいるのを見ると、親子二代で応援している実感が湧いて胸が熱くなる」(40代・ファン歴30年)
サンリオキャラクター大賞歴代の得票推移を分析すると、近年はWEB投票の簡便化に加え、企業コラボによるポイント投票や海外からのグローバル投票が激増しています。これにより、単なる国内の女児向けコンテンツから、世界規模の巨大ファンダムビジネスへと構造転換を遂げている事実が浮き彫りとなっています。