長年繰り広げられてきたこの論争ですが、実際の世論調査データを確認すると、勝敗はすでに明白な数字として現れています。大手リサーチ企業やニュースメディアが数千人から数万人規模を対象に実施したカレー食べ方世論調査結果を横断的に分析すると、日本人の大半が一貫した選択をしていることが浮き彫りになります。
JタウンネットやLINEリサーチなどの過去の大規模調査によれば、「食べる前にルーとご飯を全部混ぜる」と回答したカレー混ぜる派の割合は、全体のわずか約10〜15%程度にとどまります。これに対し、「全く混ぜずにすくって食べる」または「食べる一口分だけをルーと軽く合わせて食べる」と答えた混ぜない派は全体の約80〜85%と、圧倒的な多数派を形成しています。
地域別の傾向を詳細に見ると興味深い差異が確認できます。全国平均では混ぜる派が1割強にとどまるものの、大阪をはじめとする関西エリアでは混ぜる派の比率が全国平均を数ポイント上回る傾向が報告されています。これは後述する関西特有の歴史的洋食文化が少なからず影響を与えていると考えられます。それでもなお、日本全国の基本勢力図としては「混ぜない派」が8割を超える揺るぎないマジョリティである事実は揺らぎません。