1999年にロンドンで誕生したこのブランドが他と一線を画す最大の理由は、その卓抜したデザインセンスにある。伝統的なテディベアや動物モチーフにとどまらず、アボカド、観葉植物、スポーツ用品、果ては茹で卵や文房具に至るまで、あらゆる身近なオブジェクトに生命を吹き込んできた。
絶妙に配置された黒いプラスチックの瞳と、控えめな微笑み。過度に主張しないシンプルな表情だからこそ、受け手は自身のその時々の感情を投影しやすい。上質なファブリックの選定から細部の縫製に至るまで徹底されたクオリティが、チープさを感じさせない洗練されたインテリア性をもたらしている。