さらば青春の光の歩みにおいて欠かせないのが、大手事務所である松竹芸能からの独立劇だ。2013年、賞レースで確固たる実績を残しながらも、二人は突如として所属事務所を退社。事実上の契約解除とも噂されたこの独立劇の背景には、東ブクロのスキャンダルと事務所側の葛藤が複雑に絡み合っていた。
行き場を失った二人が選んだのは、自ら個人事務所「株式会社ザ・森東」を設立するという道だった。社長に森田哲矢、副社長に東ブクロが就任する形でスタートしたこの会社は、今や個人事務所の成功モデルとしてお笑い界で語り継がれている。後ろ盾を失ったどん底の状況から、自力で信頼と仕事を取り戻した経緯は、彼の芸人人生における最大の転換点と言える。