オセロで勝てるようになるプロセスは、人間の認知バイアスを克服するプロセスそのものです。行動経済学における「損失回避バイアス」や「現在バイアス(目先の利益を優先する心理)」に支配されているプレイヤーは、目の前にある「石を取るチャンス」に飛びついてしまいます。
しかし、本質的な勝者は「現在の見かけの利益」を犠牲にしてでも、「未来の選択肢(オプション)」を最大化し続けます。これはビジネスや投資におけるリスク管理とも完全に軌を一にする思考法です。
実戦において自分が勝てる思考にシフトできているかどうか、以下の判断基準で見直してみてください。
【オセロで勝てる人の思考基準】
- 石の数ではなく「相手の打てる場所が何箇所あるか」を常にカウントしている
- 盤面の中央に石を集め、外周への進出をギリギリまで我慢できる
- 角を直接狙わず、相手にX打ちをさせるための「手詰まり状態」を逆算して構築している
【敗北を招きやすいNG思考基準】
- 自分の色の石が増えていることだけに満足し、手拍子で多く返せるマスに打ってしまう
- 打てる場所がなくなり、苦し紛れに空いているXマスやCマスへ手を伸ばす
- 終盤の空きマス数を数えず、目についた場所から適当に埋めてしまう