セシルの事件以降、世界自然保護基金(WWF)をはじめとする国際NGOは、ハンティングトロフィーの輸出入規制を求めるキャンペーンを急速に拡大させた。欧米各国では、ライオンやゾウの頭部・皮などの持ち込みを禁止する法改正が進められている。
また、ナショナル ジオグラフィックは、生息地の断片化と気候変動、さらには密猟の横行によって、アフリカのライオン個体数が過去50年で半減したというショッキングな取材リポートを継続して発信している。トロフィーハンティングという合法の皮をかぶった過剰な狩猟行為が、すでに限界に達している自然環境に追い打ちをかけている事実は揺るがない。