事態の波及は当事者となった民放局にとどまらない。NHKや日本テレビなど、他局のニュースデスクにも緊張が走った。同業者であるアナウンサーが関わる事件・事故報道をどのようなトーンで取り扱うべきか、表現の精査に追われる異例の事態となったからだ。
さらに影響は地上波の放送枠を超え、ネット配信プラットフォームにも波及した。TVerでの過去放送回の見逃し配信停止や、ABEMAにおけるニュースアーカイブの差し替え作業が急ピッチで進められている。デジタル配信が日常化した現代、事故の影響は放映中の番組だけでなく、ネット上に残るあらゆるコンテンツ空間へと一瞬で広がっていく。