狭小なカウンターバーが連なるゴールデン街には、客同士や店主が心地よく過ごすための「独自の作法」が存在します。ルールを理解して暖簾をくぐれば、温かい歓待を受けることができます。
① 訪問人数は「1〜3人」が鉄則
店内の座席数はわずか5席から8席程度。4人以上のグループで一度に押し寄せるのは物理的に難しく、他のお客の迷惑にもなるため断られるのが基本です。大人数の場合はグループを分けて入店しましょう。
② 長居は無粋、「ハシゴ酒」が街の流儀
カウンター席を何時間も占有するのはマナー違反と見なされます。「1軒につき1〜2杯、滞在時間は40分〜1時間程度」でサッと席を立ち、次の店へと飲み歩くのがゴールデン街を楽しむ最大のコツです。
③ ドアの状態で入店難易度を見極める
ガラス張りで店内が見える店や、ドアが少し開け放たれている店は「一見さん大歓迎」のサイン。逆に、重厚な木製ドアが完全に閉ざされ、看板の明かりが控えめな店舗は常連客中心の会員制スタイルである可能性が高めです。
④ 撮影マナーへの配慮
店内での無断撮影、特に他のお客さんやマスターの顔が写り込む動画・写真撮影は厳禁です。料理やドリンク、記念写真を撮りたい場合は、必ず「写真を撮ってもいいですか?」と確認を入れましょう。また、路地裏での三脚撮影や過度なストロボ撮影も禁止されています。