75歳を境に急速に進みやすいのが、骨粗しょう症による骨密度の低下と、加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)です。特に女性は閉経後のホルモンバランスの変化が蓄積し、転倒による大腿骨骨折から要介護状態へ移行するリスクが高まります。日々の食事でのタンパク質とカルシウム・ビタミンDの摂取、そして無理のない下半身の筋力トレーニングが欠かせません。
日常生活の安全面では、運転免許更新時のハードルも上がります。75歳以上のドライバーには更新時に認知機能検査と高齢者講習の受講が義務付けられており、検査結果によっては医師の診断書提出や免許返納の検討が必要になります。
認知機能の維持には、散歩をしながら計算をするデュアルタスク運動や、日記の執筆、地域コミュニティでの会話など、脳に適度な刺激を与え続ける日課が極めて効果的です。