講談社のWebマンガサービス『コミックDAYS』で連載され、大きな波紋を呼んだ『わたしたちは無痛恋愛がしたい』は、彼女の表現力が新たな高みに達したことを証明した。恋愛において被る精神的・身体的ストレスや、無意識に刷り込まれた性別役割分担に対する違和感をテーマに据え、現代を生きる人々の苦悩を浮き彫りにした。
痛みのない関係性、対等な愛とは何か。過剰なロマンス消費に疑問を投げかける本作は、単なるエンタメにとどまらず、フェミニズムやジェンダー論の文脈からも熱い支持を獲得。時代の「生きづらさ」を鮮やかに解剖するその手腕は、出版業界内外で高く評価されている。