工場、商業施設、ビルなどのインフラを支える技術系資格は、設備が存在する限り仕事が消失しない強力な安定性を誇ります。
6. 電気主任技術者(電験三種・電験二種)
事業用電気工作物の保安・監督を行う業務独占国家資格です。高圧受電設備を持つほぼすべてのビルや工場で選任が義務付けられており、有資格者の高齢化によって求人市場は完全な売り手市場が続いています。実務経験を積めば70歳を超えても保安法人や外部委託で安定収入を得られる、定年知らずの代表格です。
7. 技術士(技術系最高峰のステータス)
文部科学省が認定する技術系最上位の国家資格です。取得難易度は高いものの、建設や機械、環境部門などを中心に公共事業の入札加点対象となるため、コンサルティングファームや建設会社で破格の待遇を受けられます。定年後も技術顧問として年収1,000万円プレイヤーを維持するケースが少なくありません。
8. 特級・1級ボイラー技士
熱源供給や大型プラントで使用されるボイラーの取扱責任者です。二級ボイラー技士は比較的普及していますが、大型施設や発電所を扱える1級・特級の保持者は不足しており、シニア世代の再雇用・好待遇維持に直結する手堅い資格です。
9. 危険物取扱者(甲種)
化学工場、ガソリンスタンド、製薬会社、物流倉庫などで全類の危険物を扱える最高峰の国家資格です。乙種4類が有名ですが、甲種を持つことで保安監督者としての選任が可能となり、製造業やエネルギー業界において管理職クラスのポジションを確保できます。
10. 環境計量士 / 一般計量士
工場排水や大気汚染、騒音・振動などの環境測定を行う「環境計量士」と、製品の質量や体積の基準を保つ「一般計量士」があります。計量証明事業所に必置の国家資格であり、精密な製造プロセスや環境規制の強化に伴って引く手あまたの状況が続いています。