「電話で話す声すら出ない」「人と会話するのが怖い」と感じる人に向けて、近年急速に拡充されているのがテキストベースの相談体制だ。厚生労働省の助成を受けた多くの支援団体が、LINEや各種SNSを活用したチャット相談窓口を常設している。
スマホの画面上で文字を打ち込むだけのやり取りは、対面や電話に比べて心理的ハードルが圧倒的に低い。プライバシーは厳重に守られており、自分のペースで思いを綴ることができる。深夜、自室の暗闇の中で孤独に押し潰されそうになった時、LINEの画面越しに言葉を受け止めてくれる専門相談員の存在は、暗闇に差し込む確かな光となり得る。