若い世代のために説明しておくと、この噂の起源は2000年代後半にまで遡る。当時、タレントの東原亜希氏がアメーバブログで綴っていた日記が発端だ。彼女が応援したスポーツ選手が敗退する、紹介した製品のメーカーが不祥事を起こす、訪れた観光地で災害が起きる――こうした出来事が何度も重なった。
ボーイング787のトラブル、iPhoneの日本上陸時の騒動、さらには特定の政党や国家の衰退まで、あらゆる事象が彼女のブログと結びつけられた。ネット民はこれを「デスノート」になぞらえ、畏怖と面白半分を込めてそう呼び始めたのだ。