框扉の質感と耐久性を決めるのは「基材」と「表面仕上げ」の組み合わせです。予算と暮らし方に合わせた適切な素材選びが求められます。
無垢材(オーク、アッシュ、ウォールナット)
本物の木だけが持つ力強い木目と温かみ。年年月月を経て色合いが深まる経年変化は無垢材ならではの醍醐味です。オイル塗装で仕上げれば素肌に触れるようなナチュラルな質感を楽しめます。ただし、水分の放置はシミの原因となり、乾湿の激しい環境では微小な反りが出るリスクを伴います。
MDF+ウレタン塗料仕上げ
木粉を固めた高密度繊維板(MDF)の表面に、精密な機械加工で框の凹凸を削り出し、高耐候性のウレタン塗料を何重にも塗り重ねる手法。基材が安定しているため狂いが出ず、水気や汚れにも強いのが最大の利点です。マット(艶消し)塗装を選ぶことで、陶器のような滑らかでしっとりとした高級感を再現できます。