座とは何か?中世の独占組織と株仲間の決定的な違いを徹底解説

座とは何か?中世の独占組織と株仲間の決定的な違いを徹底解説

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座の商人たちは、有力な公家や大寺社(これを「本所(ほんじょ)」と呼びます)に「座公事(ざくじ)」や「役銭」と呼ばれる冥加金・税を上納しました。その代償として、本所から以下のような強大な法的・経済的特権(役免・独占権)を獲得したのです。

特に強力だったのが仕入・販売の独占販売権(専売権)と関所での関銭免除特権です。座に属さない新規参入者(「寄人」以外の余所者)の取引を武力や訴訟で排除し、不当な利得を独占しました。

主な座の名称本所(背後の権門勢力)独占した品目・業務歴史的特徴と影響力大山崎油座石清水八幡宮(離宮八幡宮)えごま油の原料仕入・精製・独占販売畿内・美濃・尾張など広域で関銭免除を受け巨万の富を築く北野麹座北野神社(北野天満宮)酒造用麹(こうじ)の製造・販売権1444年に幕府が酒屋の麹自作を認めた際、「文安の麹騒動」を起こし徹底抗戦祇園綿座祇園社(八坂神社)木綿・青苧(あおそ)の取引独占衣料原料の流通を押さえ京都の織物市場に絶大な影響力を行使馬借・車借延暦寺・日吉社など陸上輸送(馬・荷車による物資運搬)強い連帯組織を持ち、室町期には徳政令を要求する土一揆の主力部隊となる
小林 直樹
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小林 直樹

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