だが、作品が歩んだ道筋は決して平坦ではなかった。開発元であった38 Studiosは、元メジャーリーガーのカート・シリング氏が設立したことで話題を集めたものの、膨大な制作費が重くのしかかり破産へと追い込まれる。販売元を担当していたElectronic Artsとの契約も含め、IPの先行きは長年にわたり暗礁に乗り上げていた。
元祖となる『キングダムズ オブ アマラー:レコニング』はプレイヤーから絶賛されながらも、続編やDLCの構想は幻となったかに思われた。しかし、この沈黙を破ったのがパブリッシャーのTHQ Nordicだ。権利を取得した同社によって名作は奇跡的な復活を遂げた。激動のゲーム業界において、これほど劇的なドラマを背負ったIPも珍しい。