事態が急展開したのは、2026年の配信で放たれた一言だった。メンタリストDaiGo氏が「ホームレスの命と猫の命、どちらが大切かと言われたら猫」といった旨の発言を展開したことで、視聴者や市民社会からは即座に猛反発が巻き起こった。個人の尊厳を軽視する表現は、憲法が保障する基本的人権を脅かすものであり、歴史的に幾度も惨劇を生んできた人権問題・優生思想の再来ではないかとの危機感が急速に広がった。
特に過激な持論を心理学やロジックの仮面を被せて発信していたスタイルが、事態をいっそう悪化させた。人々の困窮や弱者の立場を冷笑する言説に対して、個人の自由な発言の枠組みを超えたヘイトスピーチ・差別発言問題として捉える視点が主流となった。