駅周辺の開発も一昔前の様相とは大きく異なる。これまで課題とされていた「駅前の賑わい不足」を解消すべく、民間主導の複合商業施設やライフスタイル型ホテルが相次いで開業した。
地元産の新鮮な採れたて野菜や特産品を扱うスタイリッシュなマルシェ空間、フリーランスやリモートワーカーが集うコワーキングスペース、さらには地元酒蔵とコラボした立ち飲みバーなど、多様な人が交差するサードプレイスが日常の風景となった。かつてビジネス客が新幹線の待ち時間を潰すだけだった場所が、滞在そのものを楽しむ目的地へと変貌を遂げている。