日本国内では、海外製シロップの入手が困難であることから、薬局やドラッグストアで手に入る「市販の総合感冒薬や咳止め薬(ジヒドロコデイン、エフェドリン等を含有する指定第2類医薬品)」を大量に購入し、炭酸水で割って模倣する若年層のオーバードーズ問題が社会問題化しています。
厚生労働省や警察庁は乱用防止のため、乱用恐れのある医薬品の販売個数制限(原則1人1箱)や、若年者への販売時における身分証明書確認、オンライン販売におけるAI監視体制の強化など規制を年々厳格化しています。
しかし、SNS上では依然として「OD界隈」などと呼ばれるコミュニティが存在し、現実の生きづらさや孤独、人間関係のストレスから逃避する手段として乱用に走るケースが後を絶ちません。市販薬であっても、肝不全や急性腎障害、重度の薬物依存症を引き起こすリスクは医療用麻薬と何ら変わりません。