「芸能人はなぜあんなに小顔に見えるのか」「並んだときに顔がでかいと感じてしまうのはなぜか」という疑問の裏には、人体計測上の数値だけでは測れない「対比の錯覚(エビングハウス錯視)」が存在します。
テレビや雑誌で「顔が大きい」と揶揄されることのあるタレントであっても、実際の寸法を計測すれば一般人の平均値以下であるケースは珍しくありません。小顔のモデルやアイドルと並んで画面に映ることで相対的に大きく見えてしまう現象や、肩幅の狭さ・華奢な体型が原因で頭部が強調されているパターンが顕著です。
理想的な身体バランスとされる指標では、肩幅は「顔の横幅の約2.5〜3倍」が黄金比とされています。肩幅が狭く撫で肩の人は、顔の実寸が小さくても頭身バランスが悪く見えがちです。逆に適度に肩幅があり鎖骨が横に開いている人は、顔のサイズが平均的であっても引き締まった小顔に見えるという視覚効果が働きます。