万が一、主要ターミナル駅で新幹線の運休に巻き込まれてしまった場合、どのような行動を取るべきか。まず理解すべきは、新幹線が止まるほどの台風では、在来線や高速バス、羽田・成田・関空・伊丹などを発着する航空便も同様に全便全休・運休となる可能性が極めて高いという点だ。
「他の交通手段で帰ろう」と無理に移動を試みるのは泥沼の始まりである。安全な移動手段が絶たれたと判断した瞬間、最優先すべきは駅周辺のビジネスホテルや宿泊施設の確保だ。スマートフォンで即座に予約サイトを開き、部屋を押さえる。主要駅では「列車ホテル(新幹線車両を簡易宿泊所として解放する措置)」が提供されることもあるが、居住性は限られる。安全な室内で台風が過ぎ去るのを待つ判断こそが、最大の自己防衛だ。