かつては「現生ホホジロザメの巨大版」としてイラストや図鑑に描かれてきたメガロドン。しかし地質時代の新生代ミオセン(約2300万年〜約530万年前)の海洋環境を分析すると、まったく異なる生物像が見えてくる。当時の海は温暖で、獲物となる中型クジラ類が爆発的に繁栄していた。メガロドンは、分厚い脂肪層を持つ獲物の骨ごと砕く凄まじい咬合力(こうごうりょく)を備えており、そのため頭部や前身頃は筋肉の塊のように強靭であった一方、胴体は俊敏に長距離を泳ぎ回るための流線型を維持していたとされる。ホホジロザメとは共通の先祖を持つものの、独自の進化をとげたスペシャリストだったのだ。
映画『Meg』を超える巨体!メガロドン本当の大きさと生態の全貌
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