生後1年未満の乳児に市販のアイスを与えることは、医学的観点から絶対に避けるべきだ。最大の理由は消化器官の未発達さにある。冷たすぎる刺激は赤ちゃんの未熟な腸粘膜を直撃し、激しい下痢や消化不良を引き起こす。さらに見落とされがちなのが、原材料に含まれる成分のリスクだ。
特に高級アイスやこだわりの和風アイスには、甘味付けや風味がけとしてハチミツが使われているケースがある。1歳未満の乳児がハチミツを摂取すると、致死的なリスクを伴う「乳児ボツリヌス症」を発症する恐れがあるため、微量であっても厳禁とされる。また、未加熱の生乳や特定のナッツ類が含まれている場合もあり、免疫機能が確立していない時期の摂取は極めて危険だ。