ホテルの最大の武器ともいえるのが、窓外に広がる圧倒的な景観だ。北側の客室や高層階からは、元和年間に築城された明石城の巽櫓・坤櫓がくっきりと視界に入る。四季折々の表情を見せる兵庫県立明石公園の広大な緑が目の前に広がり、市街地にありながら深呼吸したくなるような開放感を味わえる。
朝の光が城跡の石垣を照らす時間帯、あるいは夕暮れ時に公園の木々が影を落とす黄昏時。刻一刻と移ろう情景を部屋から眺めるひとときは、日常の喧騒を忘れさせてくれる。朝の散策コースとしても公園は格好の舞台であり、チェックアウト前の軽いウォーキングを楽しむ宿泊客の姿も目立つ。