まぶたの構造によって、陰影を配置すべき最適なポジションは全く異なります。目の形状に合わせたアプローチを取り入れることで、骨格の魅力を最大限に引き出すことが可能です。
【一重まぶた:横幅拡張と目尻重心のグラデーション】
一重まぶたの場合、上方向に濃色を広げすぎると腫れぼったさや圧迫感が出やすくなります。正解は「目尻側への横グラデーション」です。目頭側は明るいベースカラーで抜けを作り、黒目の外側から目尻に向かって中間色と締め色を濃く配置します。目尻を5mmほど外側に延長するようにぼかすことで、切れ長で洗練されたアジアンビューティーな目元に仕上がります。
【奥二重まぶた:被さりを計算したインラインと中間色のぼかし】
奥二重は、二重幅全体を濃色で埋めてしまうと二重ラインが完全に消失し、目が小さく見えてしまいます。締め色は極細のインライン(まつ毛の隙間)に留め、中間色を目を開けた状態で「まぶたの被さるラインのわずか上」に薄くヴェールのように乗せるのがコツです。目を開けた瞬間に自然な奥行きが生まれ、すっきりとした知的な目元を演出できます。
【二重まぶた:引き算のシアーグラデーション】
二重まぶたは色が乗りやすいため、最もケバ見えしやすい形状です。濃色シャドウはアイライン代わりに細く入れる程度に留め、アイホール全体には透け感のあるシアーなグレーやアッシュブラウンを一度塗りするだけに抑えます。アイシャドウを控えめにする分、マスカラで束感を出すと今っぽいバランスに着地します。