土地や中古戸建ての購入を検討する際、敷地内や敷地境界付近に電柱がある物件は相場より割安に設定されていることがあります。価格面でのメリットがある反面、日常生活において次のようなデメリットを抱えるリスクも考慮しなければなりません。
第一に、駐車・車の出入りの制約です。車のドアが開けにくくなったり、切り返しが困難になったりすることで日々のストレスにつながります。特に支線が敷地内に斜めに張り出している場合、有効活用できる敷地面積が実質的に削られてしまいます。
第二に、鳥害(糞害・騒音)です。電線や変圧器の上はカラスやムクドリの格好の足場となり、電柱の真下に停めた車や玄関アプローチが糞で汚される被害が頻発します(※電力会社に連絡すれば鳥よけ用のトゲ状シートやワイヤーを無償で設置してもらえます)。
第三に、心理的・景観的圧迫感です。リビングの窓の正面に大きな電柱や変圧器が位置していると眺望が損なわれ、将来的な売却時に買い手が付きにくくなる要因となる場合もあります。