海外の日付の書き方で「月と日が逆?」と迷う最大の理由は、英語圏における2大潮流であるアメリカ英語とイギリス英語の構文構造の違いにあります。両者の違いを理解するには、日常会話での発音順序に着目するのが最も直感的です。
アメリカ式は、話し言葉で「May fourth, 2026」と発声するリズムそのままに「月 → 日 → 年」の順番で記載します。一方、イギリス式(イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、EU諸国など)では「the fourth of May, 2026」という表現に基づき、最小単位から積み上げる「日 → 月 → 年」の順序を採用しています。
また、英語の序数(1st, 2nd, 3rd, 4th...)やカンマ(,)の打ち方にも明確な文法ルールが存在します。
- アメリカ式表記の例: May 4th, 2026 / May 4, 2026(※数字が連続する「日」と「年」の間に必ずカンマを挿入する)
- イギリス式表記の例: 4th May 2026 / 4 May 2026(※単語の区切りが明確なため、基本的にカンマは不要)
フォーマルなビジネス文書では「4th」などの序数接尾辞(-st, -nd, -rd, -th)を省略して「May 4, 2026」や「4 May 2026」と書くのが通例ですが、カンマの有無は単なる装飾ではなく文法的な必然性に基づいている点に留意が必要です。