全盛期の加護亜依を巡る伝説的なエピソードは、今なお色褪せない。2002年に公開された主演映画『ミニモニ。THEムービー お菓子な大冒険』の撮影現場では、超多忙を極めるスケジュールの合間を縫いながらも、NGを出さずに圧巻の演技を見せ、共演者やスタッフを驚かせたという知られざる秘話が残っている。
当時、睡眠時間が削られるほどの過密日程のなか、総合プロデューサーのつんく♂は彼女のリズム感と歌唱力、そしてどんな状況でも笑いに変えるタフさを「天才的」と絶賛していた。モーニング娘。時代の圧倒的な可愛らしさの裏には、プロとしての並外れた集中力と天性の度胸があったのだ。映画館に長蛇の列を作った子供たちの記憶には、スクリーンで弾ける彼女の輝かしい笑顔が今も鮮明に刻まれている。