デビュー直後から、辻希美の無邪気で天真爛漫なキャラクターは爆発的な人気を獲得します。その勢いを決定づけたのが、先輩メンバーである矢口真里の発案によって結成された派生ユニット「ミニモニ。」(メンバー:矢口真里、辻希美、加護亜依、ミカ)でした。
「身長150cm以下」という明確なコンセプトを打ち出したミニモニ。は、シングル『ミニモニ。ジャンケンぴょん!』が初動売上70万枚超、累計100万枚(ミリオンセラー)を突破。子どもから大人までを巻き込む社会現象へと発展し、キャラクターグッズや文房具、アニメ展開など多方面でメガヒットを記録しました。
当時のハロー!プロジェクト現場では、辻希美と加護亜依の「辻加護コンビ」による数々の伝説的なエピソードが残されています。
- ケータリング食べ尽くし事件:生放送の本番直前までスタジオ裏を走り回り、楽屋に用意されたお菓子やパンを食べ尽くしてスタッフを慌てさせた逸話。
- 衣装汚しと本番直前ハプニング:本番数分前に衣装にジュースをこぼしてスタイリストを青ざめさせながらも、本番では完璧なアイドルスマイルを見せたプロ根性。
- 先輩からの愛ある指導:リーダーの中澤裕子や飯田圭織から毎日のように激しい雷を落とされながらも、持ち前の人懐っこさで先輩たちの懐に飛び込み、グループのムードメーカーとして愛された人間力。
やがて2人は、まるで双子のように息の合ったシンクロパフォーマンスを見せるデュオユニット「W(ダブルユー)」を結成。昭和歌謡のカバーアルバム『デュエット with ハロー!プロジェクト』などを通じて、単なるアイドルユニットの枠を超えた確かなエンターテインメント性を世に提示していきました。