渡部の恋愛遍歴を語る上で避けて通れないのが、1999年の大ヒットドラマ『ケイゾク』での共演を機に出会った中谷美紀との関係です。当時、渡部はRIKACOと婚姻関係にあり、二人の不倫関係は芸能界を震撼させました。2005年に渡部篤郎とRIKACOの離婚原因が正式に成立した背景にも、この長期にわたる別居やすれ違い、そして女性関係の影があったことは当時のワイドショーでも繰り返し指摘されています。
離婚後、渡部と中谷は堂々と交際を続け、互いの自宅を行き来する姿が幾度となくキャッチされました。事実上の夫婦同然であり、誰もが「再婚秒読み」と信じて疑わなかった二人の関係は、およそ15年という歳月を経て2015年の夏に突如として幕を下ろします。関係者の証言によると、渡部篤郎と中谷美紀の破局理由は、将来に対する根本的な価値観の不一致でした。40歳を手前にして「入籍という形」を求めた中谷に対し、一度手痛い離婚を経験している渡部は再婚に対して長年慎重な姿勢を崩さず、埋められない溝となって別れを選んだとされています。
しかしドラマはそこで終わりませんでした。中谷との破局からわずか数か月後の2015年秋、渡部は以前から友人関係にあった現在の妻と急接近します。渡部篤郎の再婚の馴れ初めは、6〜7年ほど前から知人を介したグループ交際の一員だったことでした。傷心を癒やす中で自然と距離が縮まり、2015年秋に交際へと発展。翌2016年夏には電撃入籍を果たすという、電石火火の展開を見せたのです。15年間踏み切れなかった「再婚の決断」を、わずか半年あまりの交際期間で下した事実は、当時の芸能界に大きな衝撃を与えました。