かつて太宰府市民プールを利用していた世代の口コミや評判を振り返ると、地域社会に深く根付いていたことが浮き彫りになります。
「昭和から平成にかけて、夏休みといえば水城跡のプールだった。数百円握りしめて友達と自転車で通った」「小規模ながらスライダーがあり、低学年の子どもには十分すぎる冒険だった」というノスタルジックな回想が多数聞かれます。一方で、「お盆前後は足の踏み場もないほど芋洗い状態だった」「更衣室の床が滑りやすく、設備が古びていた」といった衛生面・老朽化に関する現場の声も少なくありませんでした。
現代の子育て世帯からは、「近場に安価で手軽に行ける水遊び場がなくなり、車を出して遠方の大型レジャープールや隣町の温水プールまで行かなければならないのが痛手」という切実な声が上がっています。地域におけるコミュニティインフラの喪失が、家庭のレジャー負担増に直結している実態が窺えます。