ここを訪れる者の大半が目指すのは、1階の立ち食いそば店「万代そば」が提供する言わずと知れた名物「バスセンターのカレー」だ。鮮やかな黄色いルーと、出汁が効いた濃厚なコク、そして後から追ってくる強烈な辛さ。一度食べたら忘れられない中毒性を誇り、朝から晩まで行列が絶えることはない。
この味が全国区となったきっかけの一つが、テレビ番組『秘密のケンミンSHOW』での紹介だ。お笑い芸人の土田晃之をはじめ、多くの著名人が絶賛したことでブームに火がつき、今や新潟を代表するソウルフードへと昇華した。行列をスムーズに回避して味わうなら、開店直後の午前8時台か、夕方のバスの発着が一段落する15時〜16時過ぎのエアポケットの時間帯を狙うのが鉄則。券売機で食券を買ったら、手際よく渡される一皿を立ち食いスタイルで素早く味わうのが、地元流のスマートな食法だ。