ネット上の掲示板やSNSでは、「個サルは常連同士がパスを回し合って、一人参加者はパスをもらえないのではないか」という懸念が時折語られます。しかし、大阪市内の主要施設における実際の参加状況を調査すると、まったく異なる現場のリアルが見えてきます。
予約サイト「LaBOLA」などの最新エントリーログを確認すると、「20代中心・初心者や一人参加めっちゃ多いです!」「ゆるく楽しく蹴りましょう」といった募集タイトルが多数を占めています。実際の会場でも、参加者の約7割から8割が単独エントリー(一人参加)であり、複数人のグループで参加している人たちの方が少数派であるケースが珍しくありません。
特に「初心者歓迎」や「ゆるビギナー」と銘打たれたカテゴリーでは、主催者側が最初に簡単なアイスブレイクを設けたり、均等にボールが回るようポジションローテーションを指示したりする工夫が定着しています。20代〜30代の参加者へのヒアリングでも、「梅田のLINKS屋上の個サルに初めて一人で行ったが、名前を呼び合ってハイタッチする雰囲気があり、終了後には自然と『お疲れ様でした!またどこかで』と声を掛け合えた」という好意的な声が多く寄せられています。
さらに、女性プレーヤーに向けた配慮も進化しています。「女性向けミックス個サル」では、「女性のゴールは2点換算」「女性に対するチャージや至近距離からの強烈なディフェンスは即座にファウル」「男性は強いシュート禁止」といった厳格なローカルルールが標準化されており、フットサル未経験の女性でも安全かつ主役として楽しめる環境作りが進んでいます。