大女優と新進気鋭のNHK演出家。2人の出会いは、まさに仕事の現場でした。1970年代初頭、NHKのドラマ制作現場で演出を担当していた高橋康夫氏と、主演女優として出演していた三田佳子さんが意気投合したことが交際のきっかけです。
当時、三田佳子さんは東映の看板女優からテレビ界へ進出し、押しも押されもせぬトップ女優としての地位を確立していました。一方の高橋氏も妥協を許さない骨太な演出で知られ、互いのプロフェッショナルとしての才能に強く惹かれ合っていったといいます。
交際を経て、1974年に2人は結婚。大女優とNHKディレクターの結婚は当時大きな話題を呼び、華やかな芸能界と堅実な公共放送という異なる世界に生きるビッグカップルの誕生としてメディアを賑わせました。結婚後も三田さんは女優業を精力的に継続し、高橋氏はそれをプロデューサーの視点からも深く理解し、支え続けました。