Q1:ハイブリッド車や電気自動車(EV)のメインバッテリーも持ち込み回収できますか?
A1:持ち込めません。今回解説した鉛蓄電池とは異なり、ハイブリッド車やEVの「駆動用メインバッテリー」は数百ボルトの高電圧リチウムイオンやニッケル水素電池であり、感電死のリスクがあります。これらは自動車リサイクル法に基づき、自動車ディーラーや正規整備工場経由での回収ルートに限定されています。ただし、ハイブリッド車に搭載されている電装品用の「補機用バッテリー(12V)」であれば、通常の鉛バッテリーと同じルートで処分可能です。
Q2:ガソリンスタンドに持ち込む場合、事前に予約は必要ですか?
A2:予約は必須ではありませんが、事前の電話確認を強く推奨します。整備ピットを持つフルサービス店であっても、廃油・廃バッテリーの一時保管庫が満杯のタイミングでは受け入れを一時停止していることがあります。「廃バッテリーを1個持ち込みたいが、現在引き取り可能か」を1本電話で確認するだけで無駄足を防げます。
Q3:運搬するとき、端子の絶縁は本当に必要ですか?
A3:極めて重要です。トランク内でバッテリーが転倒し、車載工具のスパナや金属製クリップがプラス端子とマイナス端子を同時に跨ぐと、大電流が流れて一瞬で激しい火花が散り、水素ガスに引火して大爆発を起こす危険があります。必ず端子部分にビニールテープを巻き、金属が露出しない状態にしてから運搬してください。