ひかり号の停車駅一覧を理解するには、東海道新幹線区間と山陽新幹線区間で大きく異なる運行思想を把握することが近道です。
東海道新幹線におけるひかりの全停車駅候補は以下の通りです。
- 全列車が停車する駅:東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪
- 選択停車する中核駅:小田原、熱海、三島、静岡、浜松、豊橋、岐阜羽島、米原
- 原則として通過する駅:新富士、静岡県内一部(三島・掛川・新田方など)、三河安城
特に注意すべきは「静岡駅と浜松駅に停車するひかりは、小田原駅や豊橋駅を通過する」という原則です。例えば、小田原駅から浜松駅へ向かおうとしてひかりに乗車しようとしても、両駅に同時に停車する定期ひかりは設定されていないため、途中の静岡駅などで後続列車や各駅停車のこだまへ乗り換える必要があります。
一方、山陽新幹線区間(新大阪〜博多)に目を移すと、ひかりの性格はさらに多様化します。新大阪〜博多間を8両編成(ひかりレールスター車両やN700系8両)で結ぶ列車は、新神戸・岡山・広島・小倉といった主要駅に加え、姫路・福山・徳山・新山口などに細かく停車します。朝晩には山陽区間内を各駅停車に近い形で走行するひかりも存在し、同一名称でも東海道区間とは運用体系が全く異なります。