近年のネットニュースやSNSトレンドを分析すると、「切り抜き動画」の存在感が極めて大きいことがわかる。生配信の一部をわずか数秒間だけ切り取り、センセーショナルなテロップを添えて投稿する手法だ。文脈から切り離された映像は、視聴者に強い先入観を与え、実際の状況とは異なる印象を植え付ける。
ライブ配信における事故やトラブルがニュースとして扱われる際、その多くは事態が過熱した後の結果論に過ぎない。配信者自身が即座に釈明や謝罪を行ったとしても、ネガティブな情報ほど拡散されやすいというアルゴリズムの特性上、払拭には膨大な時間と労力を要することになる。