キャスト総入れ替えが発表された2011年当時、SNSや掲示板ではファンの間で激しい動揺が広がりました。旧アニメ版の完成度が高く、特に初期主要4人の声に愛着を持っていたファンからは「イメージが壊れるのではないか」「違和感を拭えない」といった否定的な意見が少なからず上がったのも事実です。
しかし、放送の進行とともに風向きは劇的に変化します。ハンター試験編からヨークシン編、そして物語がキメラアント編へと突入すると、新キャスト陣の凄まじい熱量が視聴者を圧倒しました。
特に、カイトの死を知ったゴンの絶望と変貌を魂の叫びで演じ切った潘めぐみさんの演技や、親友を救えず苦悩するキルアの涙をリアルに表現した伊瀬茉莉也さんの名演は、視聴者の心を強く揺さぶりました。放送終了を迎える頃には「このキャスト陣だからこそキメラアント編を描き切ることができた」と、交代を惜しむ声は賞賛と感謝の声へと完全に塗り替えられました。