スタンド観覧席は2階から4階にかけて大きく広がっており、階数によって体感できる迫力と全体像の見え方に顕著な差が生じる。2階スタンドは傾斜が緩やかでステージとの距離感も適度だが、前の席との高低差が小さいため、前の人が立ち上がると視線が被りやすいデメリットも潜む。
3階および4階スタンド席へと登ると、景色は一変する。急峻な傾斜がつけられているため、前の観客の頭が気になることはほとんどない。ステージ上の演出全体や照明効果、ペンライトの光の海を一望できる圧巻のパノラマビューが広がる一方で、演者の表情を肉眼で識別するのは不可能に近い。高所恐怖症の人にとっては、その高低差自体が少しスリリングに感じられるかもしれない。