番組開始からわずか3週間足らずの1985年4月中旬、フジテレビ関係者とアイドル界を揺るがすスクープが飛び出しました。それが、『週刊文春』による未成年喫煙報道です。
新宿・歌舞伎町の喫茶店で、友田麻美子を含むおニャン子クラブの初期メンバー数名が煙草を吸っている現場写真が誌面に掲載されました。当時、女子高生の放課後やリアルな日常をコンセプトに掲げていた番組にとって、未成年の喫煙問題は致命的なスキャンダルでした。
この報道を受け、制作サイドとフジテレビは即座に厳しい処分を下します。友田麻美子をはじめ、現場に同席していた会員番号1番(奥田美香)、2番(原田美緒)、3番(三上千代)、7番(友野麻美)、10番(佐藤真由美)の計6名が事実上の除名・即時降板処分となりました。
番組内では降板理由について詳細な説明はなされず、彼女たちの存在はオープニングの紹介映像や名簿から静かに消去される形となりました。この電撃的な退場劇は、後におニャン子クラブが社会現象化する中で「幻の初期メンバー事件」としてファンの間で語り継がれる契機となります。