うずらの卵を茹でる際、最大の難所として立ちはだかるのが「殻剥き」の作業だろう。薄皮が身にへびりつき、剥いているうちに白身がボロボロに削れて悲惨な姿になってしまった経験は誰もがあるはずだ。
美しく剥くための最大のポイントは、茹であがった瞬間の「急冷」にある。タイマーが鳴ったら間髪入れずに氷水へ放ち、最低でも3分以上はしっかり冷やすこと。熱収縮の落差によって白身と内側の薄皮の間に隙間が生まれ、驚くほど剥きやすくなる。
さらに時短を狙うなら、水気を切ったゆで卵をタッパーなどの小さな密閉容器に入れ、少量の水と一緒にシャカシャカと15秒ほど振る方法が極めて効果的だ。ヒビが無数に入った殻の隙間に水が入り込み、指でつまむだけでペロンと一皮剥ける快感を味わえる。