どれだけ万全の対策を講じていても、被害に遭うリスクを完全にゼロにはできない。万が一の緊急事態に直面した際、冷静に対処するための手順を整理しておこう。
最初に行うべきは、施設インフォメーションへの届出と、警察への「被害届」の提出だ。単なる取り違えの可能性もあるため施設内の確認は必須だが、手応えがなければ迷わず最寄りの交番へ向かう。被害届を出す際は、購入時の領収書やシリアルナンバー、車両の特徴がはっきり写った写真を用意しておくと手続きがスムーズだ。
また、自宅の火災保険やクレジットカードに付帯する「携帯品損害特約」「個人賠償責任保険」のチェックも欠かせない。条件が合致すれば、盗難に遭ったベビーカーの購入代金の一部、あるいは全額が補償される場合がある。その際、鍵をかけていた事実の申告や被害届の受理番号が必要となるため、防犯対策を行っていたという実績自体が保険金受取を左右する重要なポイントになるのだ。