メディアからの激しい逆風にさらされながらも、彼女が考案した六星占術の人気が衰えることはありませんでした。大殺界や運命星といった独自理論は、単なる占いの域を超えて日本人の生活文化に定着しています。
現在、その教えと事業は養女であり後継者の細木かおりさんへと引き継がれ、現代的なアプローチで幅広い世代に発信され続けています。
ネット空間における細木数子さんへの評価は、彼女の逝去を経て「毀誉褒貶(きよほうへん)はあったが、稀代の女傑であった」という客観的な見方へとシフトしています。
生前の豪快な言動や破天荒なエピソードは、コンプライアンスが厳格化した現代のテレビ界では決して現れない「唯一無二のエンターテイナー」として再評価されています。不可解な検索ワード「ヌード」の背後にあるのは、昭和・平成という激動の時代を己の腕一つで生き抜いた女性への、尽きることのない関心の表れと言えます。