このスタイルが生まれたきっかけは、意外にもテレビ番組の制作現場での実用的な理由からだった。かつて収録現場の照明は今よりも強く、首元のシワや年齢が目立ちやすかったという。また、マイクのコードを隠すためという実用的な側面もあった。
「だったら、何か巻けばいいんだろう」。そう言って中尾さんが手元にあったスカーフをねじって巻いたのが始まりだった。最初はスタッフからも「それは変じゃないか」と声が上がったという。だが、彼は自らの直感を信じ通した。結果として、それが彼の代名詞となり、日本中でお馴染みのキャラクターを形作ることになった。