小学校の社会科で方位を学び始める際、多くの子どもたちが直面するのが「言葉の順番」と「位置関係」のギャップです。普段聞き慣れている「東西南北(とうざいなんぼく)」という四字熟語の順序で地図をなぞろうとすると、右(東)→左(西)→下(南)→上(北)と視線が交差してしまい、混乱の引き金になります。
そこで教育現場でも絶大な支持を集めているのが、東西南北の英語表記を用いた「NEWS(ニュース)」の覚え方です。テレビや新聞で目にする「NEWS」という単語は、世界中の方角から情報が集まることに由来するという説があるほど、方位と密接に関わっています。
英語表記の頭文字を取り出し、時計の針をイメージして配置してみましょう。
- N(North/北):12時の位置(真上)
- E(East/東):3時の位置(右)
- W(West/西):9時の位置(左)
- S(South/南):6時の位置(真下)
「北(N)からスタートして、時計回りにE・S・W」と読むと「NESW」となって単語になりませんが、「上から時計回りにN→E、下から左へS→W」と対角を意識することで、あっという間に「NEWS」のスペルが完成します。小学生には「毎日のニュース(NEWS)は北・東・西・南の頭文字」と伝えるだけで、アルファベット学習と同時に方位の基礎が完全に定着します。