佐々氏の原作をベースに制作されたドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』は、大きな話題を呼んだ。主演を務めた米倉涼子が演じたのは、口は悪いが情に厚く、遺族のためにどこまでも突き進む破天荒な社長役だ。Amazon Prime Videoで配信されるやいなや、日本国内にとどまらず世界中で大きな反響を呼んだ。
作中で繰り広げられる極上のヒューマンドラマは、単なるお涙頂戴の物語ではない。時に国際政治のドロドロとした闇に巻き込まれ、時に遺族の複雑な愛憎劇に直面しながらも、ひたむきに故人を故郷へ送り届ける姿が喝采を浴びた。画面越しに伝わる臨場感と熱量は、観客に「生きること」と「送ること」の意味を強く問いかけてくる。