見えない脅威として恐れられる細菌だが、過度に怯える必要はない。日頃の衛生習慣と正しい傷口処置を徹底することで、感染リスクを最小限に抑えることが可能だ。
最も基本となるのは、徹底した手指衛生である。外出後や作業後の丁寧な手洗いは、皮膚に付着した致死的な病原菌を物理的に洗い流す最強の防壁となる。そして第二に、どんなに小さな傷であっても放置せず、すぐに流水で洗い流して消毒・保護することだ。
足の小さな傷や水虫の患部が急激に赤く腫れ上がったり、痛みが急増した場合は、一刻の猶予もない。「たかが擦り傷」と軽視せず、直ちに救急医療機関を受診する速やかな判断こそが、自分自身と大切な家族の命を守る最大の防犯策となる。