サッカーロシア代表が直面している未曾有の孤立は、2026年2月28日にFIFAとUEFAが共同で発表した声明に端を発します。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、両組織は「すべてのロシアの代表チームおよびクラブチームの主催大会への参加を追放(資格停止)する」と電撃決定しました。
この決定により、当時目前に迫っていた2026年カタール・ワールドカップ欧州予選プレーオフへの出場権を剥奪されました。対戦予定だったポーランド、スウェーデン、チェコがロシアとの対戦を全面拒否したことも、統括団体が断固たる除外処分へ舵を切る決定打となりました。
ロシアサッカー連合(RFU)は処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴したものの、CASはFIFAおよびUEFAの判断を支持し、訴えを全面的に棄却。これにより、EURO2024予選やUEFAネーションズリーグ、さらには2026年北中米ワールドカップ予選への道も完全に断たれ、代表チームの活動は公式大会から完全に切り離された状態が続いています。