二人の交際と結婚に至るプロセスの陰には、元文部官僚であり評論家の寺脇研氏の存在があった。共通の知人であった寺脇氏を介して接点が生まれたことが、全ての始まりである。当時、知事辞任後の失意の時期や再起への模索の中にいた米山氏にとって、室井氏との対話は大きな転機となったとされる。
関係者の証言や本人の回想によれば、米山氏からのアプローチは極めて情熱的だった。猛烈なアタックの末に距離を縮めた二人は、交際開始からほどなくしてゴールインを迎える。言論空間で尖った発言を続ける室井氏と、論理的思考を徹底する米山氏という一見すると水と油のような組み合わせが、互いの補完関係へと昇華した瞬間であった。