物語を書くことにとどまらず、彼女は日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会の委員を2000年から10年間にわたって務めた。同委員会において女性委員の就任は史上初の快挙であり、伝統と格式を重んじる角界に大きな旋風を起こした。
横綱の品格や土俵上での挙動に対して妥協を許さない厳しい発言は、時に大きな波紋を呼んだ。しかし、周囲の顔色をうかがわずに己の美学を貫く姿勢は、保守的な色合いの濃い放送業界やメディア関係者にも強烈な刺激を与えた。言論人としてのブレない覚悟は、まさに彼女の描くドラマの芯の強さと重なっている。